事業の理想と現実の間で揺れる、お金を借りるか借りないか

自営業をしていました。1人で飲食業を行っていました。もちろん1人ですので、接客から調理まですべて1人でした。他の従業員を雇う気はありませんでした。

なぜかというと、私のコンセプトについてくる人間がどれだけいるのか?いや、いないだろうと思っていたからです。

そのコンセプトはお客様の笑顔、困って、悩んでいるときに無言で手を差し伸べる。

普通の飲食業であれば、食材を仕入れ、料理人の腕でそれをおいしい料理に変化させて、お客様に「おいしい」と言われ、その分の対価として仕入した金額以上の売上をいただく。

これあすべてだと思いますが、私の場合、どこかで修業したとかいう経験はなく、料理の質(最低限はクリアできるように努力はしましたが)よりも、店に来てゆっくりして、癒されてもらう。

時には相談などいろいろなメンタル面をフォローすることを目的にしていました。

このコンセプトの場合、もちろんのこと目に見えない対価にお客様はお金を払うことはしません。料理の質は最低限をクリアしている程度のレベルです。

料理の単価はそれほど高く上げることはできません。当然のことながら、生活ギリギリの売り上げ確保程度でした。

最初は預金もあり、それを取り崩しながら事業運営を行っていきました。対策も打ったりもしましたが、状況はジリ貧。

あきらめようという気持ちもありましたが、来ていただけるお客様の店を入ってきた時と出ていくときの表情の違い、「ありがとう」と言われた時の自分の満足度、仕事のやりがい。

始める前はサラリーマンでしたが、その時には味わえなかった快感を手に入れました。

現実と理想。売上を上げるためにもっと「がめつい商売」をおこなうか、それともジリ貧状態でもギリギリで続けていくか、悩まされました。

私は後者を選びました。やはり、私がこの事業を始めた当初のコンセプトはそこだという気持ちを忘れずに。
そして、そのための借金もやむ得ないと覚悟も決めました。

結果、本当に困った時はカードローンでお金を借りたこともあります。≪オリックス銀行カードローン

自分の理想を続けるためなので仕方ない事だと思っています。

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